日本で認可されている3種類の薄毛治療薬

薄毛に悩む方は非常に多く、薄毛の原因は多種に渡り、治療方法というのも原因によって違います。
薄毛の原因の大半はAGA(男性型脱毛症)と呼ばれるもので、その治療に用いられることが多いのが薄毛治療薬です。

薄毛治療薬と言っても種類は一つではなく、症状などに合わせて様々な治療薬があります。
現在日本で認可されて使われている様々な薄毛治療薬にはどんなものがあるのか、その効果などを御紹介します。

・プロペシア

まず日本で一番有名なAGA治療薬とも言えるのが、このプロペシアです。
主成分はフィナステリドで、AGAの原因である「DHT(ジヒドロテストステロン)」という男性ホルモンを生成する「2型5αリダクターゼ」という酵素の働きを阻害することで、薄毛や抜け毛の進行を遅らせる効果があります。
簡単に言えば、抜け毛予防をする薬であって、生やす薬ではありません。

アメリカのメルク社が開発した薬ですが、日本では2015年で特許が切れていて様々なジェネリック品が登場しています。副作用としては「肝機能障害」「性欲減退」「勃起不全」「胃部不快感」といったものがあり、女性や未成年には処方禁止となっています。

・ミノキシジル含有薬

次に有名なものといえば、このミノキシジル含有薬です。
主成分はミノキシジルで、血管を拡張させることや髪の毛の生成・成長と関係する毛乳頭細胞や毛母細胞を活性化させることで、発毛効果があります。

プロペシアと違って、抜け毛を予防するのではなく直接生やすということで、AGA治療にはこの2種類をセットで利用することが一般的となっています。

日本では、大正製薬から販売されているリアップなどが有名で、クリニックなどによっては独自配合の薬剤や海外で販売されているロゲインなどが処方されることもあります。

副作用としては、「髪以外の体毛も濃くなる」「血圧の低下」「体のむくみ」といったものがあります。

・ザガーロ

長らく日本では上記2つのみが認可薬として利用されてきましたが、2015年9月に新しく認可されたのがこのザガーロです。
主成分はデュスタリドという成分で、フィナステリドと同様に「2型5αリダクターゼ」に作用するのですが、こちらはさらに「1型5αリダクターゼ」にも作用します。

効果もフィナステリドと同様で抜け毛予防、そして多少ではありますが発毛効果もあると言われていて、純粋にフィナステリドの上位互換という風に捉えても良いでしょう。

副作用もほぼ同じですが、「頭痛」「抑うつ」といったものが増えています。イギリスで作られた薬で、将来的にフィナステリドと入れ替わっていくと予想されています。

日本の厚労省が正式に認可しているのはこの3つで、どこのクリニックでもこれらの薬が処方されます。
副作用などもありますから自己判断で利用するのではなく、かかりつけの医師と相談した上で慎重に利用するようにしましょう。